PLACE⼈の集まる「場所」を創る

首都圏初の温浴事業

1998年(平成10年)、JR相模線北茅ヶ崎駅のほど近くに「スーパー銭湯 湯快爽快ちがさき」がオープン。
こうした日帰り温浴施設は、現在全国あらゆる地域にありますが、当時は「スーパー銭湯」という耳慣れない言葉に開業前から問い合わせも多く、「首都圏初」とうたわれながら各種メディアで紹介されました。
1996年頃、私たちは建築受注を目指す民間提案の一つとして「温浴」を選びました。当時、愛知県では既に活況だったこの商売を、徹底的なリサーチを重ねた上で参入を決断したのは、土地の有効活用を望む顧客に、スーパー銭湯の事業モデルを提案し施工も受注するという提案型営業のモデルになると考えたからです。
そこで「まずは自分たちでやってみよう」と、建設重機や仮設資材管理を行っていた自社中央工場の土地を利用し開業計画を立てました。
そしてもうひとつ。
温浴は江戸時代から「コミュニティを創出する事業」であること。近い将来、総合的なまちづくりを推進する上で「コミュニティ」、すなわち人が集まる場所を創り出すことは、欠かせないテーマだったのです。湯快爽快ちがさき店に続いて「ざま店」(神奈川県)、「みはま店」(千葉県)を直営でオープン。やがて競争が激化し始めた同業他店との差別化のために敷地に温泉を掘り「天然温泉」というより上質なサービスの提供を始めました。

現在は天然温泉の「野天湯元」、昭和レトロな雰囲気がコンセプトの「湯けむり横丁」という2つのブランドで、「たや店」・「くりひら店」(神奈川県)、「おおみや店」・「みさと店」(埼玉県)を合わせた首都圏全7店でグループ展開しています。さらに自社ブランド以外にも、静岡県草薙、平塚、盛岡といった全国各地で温泉事業のコンサルや温泉掘削などにも数多く携わっています。
1号店であるちがさき店は、2018年3月に創業20周年を迎えました。その月日の中では、温浴施設が果たす役割も変わりつつあります。レジャーとしての利用もある一方で、風呂や食事を媒介に地域の人が気軽に集える「場」というニーズが高まっているのです。店がそのきっかけにと企画した「ヨガ」や「フラダンス」「ストレッチ」「ランニング」「社交ダンス」などの教室は大変好評で、教室で知り合った人たちが、その後で一緒にお風呂で汗を流し、会話を交わすうちに枠を超えた交流が広がることも珍しくありません。
長寿社会の「まち」のあり方を考える時、こうしたコミュニティ創出のノウハウを活かせるという確信を持って、私たちは今もなお店舗運営に取り組んでいるのです。

COLUMN

温浴業は原点回帰?

砂利販売を始める以前、現社長である亀井家の先祖は、代々当地で「布袋屋」という旅籠と銭湯を商いにしていました。東海道を行き交う旅人にとって、ほっとひと息つける交流場でもある街道沿いの銭湯。まちづくりにおける「コミュニケーション」の形を創ろうと、創業以来、建設一本だった当社が温浴事業への参入を考え始めた時、この“銭湯”のDNAが、背中をグッと押してくれたのかもしれません。

コンサルティング/サポート実績

  • 北海道札幌市美しの湯(平成23年閉館)
  • 岩手県盛岡市開運の湯
  • 静岡県静岡市草薙の湯
  • 神奈川県横浜市スーパー銭湯 ヨコヤマユーランド緑
  • 千葉県浦安市湯巡り万華鏡
  • 福岡県福岡市天然温泉天神ゆの華 等
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